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鹿島茂コレクション3 モダン・パリの装い 19世紀から20世紀初頭のファッション・プレート展
美術館や博物館巡りが大好きで、各地に仕事などで出かけるときは,必ず訪れる・・・とは言うものの全く下調べなどはしなくて,いつも行き当たりばったり。友人や家族に何かめぼしいものない?などとメールしてうるさがられる事もしばしばですが、最近はインターネットもあるし、その都度空いた時間で検索すれば事足りますし。もちろん、あちゃ〜これなら一日前倒しでくれば良かったなどという事もたびたびなのですが。
今月初めに仕事で訪れた東京。もちろん下調べなどもせず、友人がFacebookでオペラシティでの企画展の事を書いていたので,これは行ってみようかなあという程度。仕事が日曜日に終わるので,月曜日がフリーだけどこの日は休館が多い。木曜日ちょっと早めに出発して夕方まで自由時間を作るというのが唯一の段取りらしきものです。 わりと最近頻繁に利用している航空会社で、結構楽しみにしている機内誌の記事に鹿島茂氏の「稀書探訪」というのがあります。紙もの好き、古書好きにはには堪らないエッセイ。毎月飛行機に乗るわけではないので,読めてない回も多く、早く本にならないかなあと切望しているのですが。まあそれはそれとして・・・ 今回も座席に座るや否や機内誌を開きそのエッセイを読み始めると「この記事が読者の目に留まる頃には、練馬区立美術館で...」とはじまり、今回のこの長いタイトルの展覧会にまつわるあれこれが書かれていたのです。よしっ今日の予定は決まり! ホテルについて荷物を預けてロビーのパソコンを借りて,練馬区立美術館を検索。経路をメモして・・・何せ,練馬に行く事などこれまでなかったですから。 そしてたどりつきました! 圧倒的な資料の数々と、質の高さにただただ感動。勉強不足の私には新たな発見も多く、久しぶりに解説の一字一句まで読み、何度も同じところ行き来し、ほぼ怪しい人に違いありませんが、とにかく堪能しました。もちろん図録も手に入れ、にんまりしながら拝読中。 紙物好き、版画好き、デコ好き、パリのエスプリを堪能したい方にお勧めです。 そして今回の私的な勝因は、近くのイタリアンレストランでしっかりランチをとっていった事でしょうか。たいがい観覧途中でお腹すきすぎてふらふらしてして、集中力切れて断念する事が多いですから・・・ご観覧は計画的に!(苦笑)
by bisouxbisou
| 2013-08-17 08:02
| 文化/芸術
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